こんにちは！
千葉県流山市に拠点をを置き、東京都・埼玉県・茨城県などで耐火被覆工事のご依頼を承っている施工業者・株式会社阿部建装です。
今回は、耐火被覆工事に使用するロックウールに対して、よくあるご質問にお答えいたします。
ロックウールは人体に影響が出ますか？
ロックウールは、岩石を高温で溶かして繊維状にしたもので、天然素材です。
しかし、ロックウールの繊維は非常に細くて鋭いため、空気中に飛散して吸い込むと、肺や気道に刺さって刺激を与える可能性があります。
施工スタッフがロックウールを扱う際には、マスクやゴーグルなどの保護具を着用することが推奨されます。
ただし、ロックウールの繊維は水溶性です。
体内に入っても自然に排出されるという報告があります。
また、ロックウールの繊維は非常に重くて沈降しやすいため、空気中に長く浮遊することはありません。
したがって、ロックウールを大量に吸わなければ、人体に影響が出ることはほとんどないといえます。
ロックウールに発がん性はありますか？
ロックウールの発がん性については、長年にわたってさまざまな研究が行われてきましたが、その結果ロックウールの繊維は肺ガンや中皮腫などの発生と関係がないことが明らかになりました 。
実際、ロックウールを長期間使用している施工業者や工場労働者の間でも、肺ガンの発生報告はありません。
また、国際がん研究機関（IARC）は、2002年にロックウールを「発がん性が認められない物質（グループ3）」として分類しました。
これは、ロックウールが人体に対して発がん性を持たないことを意味します。
ロックウールは皮膚に影響が出ますか？
ロックウールは皮膚に直接触れると、かゆみなどの刺激反応を引き起こすことがあります。
理由は、ロックウールの繊維が皮膚の表面に刺さって刺激を与えるためです。
しかし、これらの反応は一時的であり、重篤なアレルギー反応や感染症などのリスクは低いと考えられます。
もし皮膚に刺激が出た場合は、水で洗い流すか湿布をすることで改善されることが多いです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
